九州大学工学部物質化学工学科材料科学工学コース - 匿名希望

2009/12/25 (Fri) 00:07:51

○所属
松江高専機械工学科

○受けた大学と合否
九州大学工学部物質化学工学科材料科学工学コース　　合格

○併願大学と合否
専攻科　　合格
大阪大学工学部応用理工学科マテリアル生産科学科目　　不合格

○試験問題の概要と出来
・数学
微分方程式（１階、２階、連立）、線形代数（接平面）、ベクトル解析、確率（サイコロ）
ほとんど基本の部類。過去問ができていればとても楽な問題だった。

・英語
コミュニケーション手段についての長文…和訳 　
環境を守るために生活様式を変えようみたいなやつ…和訳
適する単語を空欄に入れろ×１０問
５つ文章があってそれぞれ英訳
長文に時間をかけすぎると時間が足りなくなる。そこまで難しい問題ではなかった。

・物理
台車の中につるした重りを振らせて、速度やらエネルギーやら求める
気体分子運動論と内部エネルギーの証明…穴埋め
マイヤーの式（Cp＋Cv=R）、単原子分子の比熱比の導出
電荷とクーロン力、コンデンサーの電荷や仕事
主に証明が多かった。が基本的な部分なので、ちゃんと勉強していれば解けるだろう。
台車の問題がやや難しかった。

・化学
炭素やらケイ素やら周期律表やらの化学の基本について穴埋め
分圧、飽和蒸気圧についての問題
酢酸の電解度、電離度とpHについて
アルミの融解塩電解＆アルミ、アルミナと酸、塩基の反応
有機化学…３種類のキシレンやらニトログリセリンやらの構造式を書け
　　　　　そいつらが生成する時の化学反応式を書け
　　　　　なぜキシレンは種類ごとに沸点が違うのか？　
化学は高専生にとっては鬼門。ある程度自学で知識をつけておかなければ辛い。
とはいえ自分は半分しか書けなかった…

自己採点
・数学　9割
・英語　8割
・物理　6～7割
・化学　4割

○面接の内容
口頭試問（面接）
一人あたり１０分。面接官は６人いて、正面、右、左にそれぞれ２人ずつ座っている。
主に正面の２人が交互に質問をしてきて、たまに右側の人が突っ込んでくる感じだった。
質問内容は以下の通り。
・志望動機
・具体的に何をしてみたい？
・興味を持ったきっかけは？
・最終的にどんな企業につきたいか？
・ほかにどの大学を受けるor受けたか。
・化学の出来が悪いが、高専では化学はどの程度教えているか？
志望動機からどんどん掘り下げていった。雰囲気は和やかだった。
面接官の手元には筆記試験の結果があると思われる。できなかった科目は突っ込まれる

○コメント
一部の学科は１日で４つの科目を受けるのでそれなりの準備をしておいたほうがいいだろう。　とはいえ、ほとんど基礎ができていれば解けるような問題が多いのでまずはオールマイティに基礎を固めるところから始めよう。
化学については自学するにも非常に辛い部分があるので、余裕ができたら取りかかろう。まずは数英物から。化学はあまりできなくても問題はないと思われる。

また、昨年度まで物質化学工学科はおおよそ志望人数に対し６割ほど合格していたが、今年は10人受けて3人しか受からなかった。もしかしたらこの傾向が来年以降も続くかもしれない。

合格発表は、工学部内の掲示板による掲示のみ。遠方の人は、福岡・佐賀あたりにいる友達か親戚に見てもらう、ネットで探してみる等しなければならない。
ちなみに試験当日、博多駅バスターミナル前で合格発表連絡サービス？なるものをしている２人の人がいるのでその人に頼むのもいいかもしれない。１０００円かかるがちゃんと発表当日に連絡をしてくれる。
mixiの九州大学高専会コミュニティにて、在校生や近隣の受験生が合格者一覧の写真をアップしてくれている。

Re: 九州大学電気情報工学科 - 匿名希望 URL

2017/08/26 (Sat) 18:24:25

○高専名・学科名・名前
　岐阜高専　電気情報工学科

○学校での成績
　１年　５位
　２年　５位
　３年　１位
　４年　１位
○受験した大学・学科名とその合否。
　専攻科　合格
　大阪府立大学　合格
　九州大学　合格

○受験した大学の試験問題の概要。
　推薦だったので面接だけでした。

○コメント
内容など詳しくはhttp://hennyuu.hatenablog.com/ にまとめてあります。
第１志望の決め方や体験談など載せてあります。